♥ロック
奄美の風景

奄美には、
ハートマークの名所が2つある。

嘉鉄(かてつ)から
ホノホシ海岸に向かう
高台から見えるハート型の湾。
「ハートが見える風景」
(鹿児島ロマン街道)

そして、もうひとつは、
龍郷のビーチにある
ハートロック。

潮が引くと、
岩の真ん中に水が溜まり
そこがハートの形になる。

カップルで中に入ると
結ばれるという
話も聞くが、
実際に入っている人はいません。

結構、深いので
出入りが大変かもです。

引き潮を狙って、
彼を連れて
ハートを探しに行きましょう。


幻のケラジみかん
奄美の風景

奄美大島のとなり
喜界島は、
隆起サンゴ礁の島。
今でも年間2mmの隆起が続いている。

サンゴ礁の島なので、
土はアルカリ性が強い。
そのため、独特な作物がとれる。

その一つがケラジみかん。
花良治(けらじ)地区で栽培される
みかんです。

特徴は、何と言っても香り。
ベルガモットの香りがして、
輪切りにしても良し。
皮をすりおろしても良し。

私は、シーズン以外は凍らせて
使うたびに出して削っています。

ケラジみかんのシーズンは
9月から12月。

そろそろ、オーダーしなくては。

===

お勧めのお店は、
その名も「けらじ屋」。
喜界島の一徹くんがやってます!
http://www.kerajiya.com/shopbrand/018/O/

===

ウルトラマンの実
奄美の風景

ウルトラマンの顔にそっくりな
この物体。
正体は、サキシマスオウの実。

これに、目を入れると、
ほんとにウルトラマンにそっくり。

沖縄出身の方が
ウルトラマンの制作チームにいて、
モデルになったという話もあります。

サキシマスオウは、板根を持つ木。
汽水域の近くで育つので、
実は川に流れて、河口にたどり着きます。

奄美では、住用のマングローブで
見かけることがあります。

マングローブのカヌーツアーの際は
探してみてください。

奄美でかき氷
奄美の風景

奄美は、まだまだ夏です。
蝉が元気に鳴いてます。

いつか食べたいと思っている
ある宿のかき氷。

Hatsuyuki (ハツユキ) という
素敵な名前のかき氷機です。

色合いも南国っぽくてナイスです。

昼間は波乗りに出かけるので、
このかき氷機に会うのは、
朝か夜。

今年の夏も、
このかき氷機で作ったかき氷を
食べる機会はなさそうです。

===
このかき氷機のありかは、
こちら

島のエナジードリンク
奄美の風景

奄美には「みき」という飲み物がある。
いや、飲み物ではなく
食べ物かもしれない。

材料は、米とサツマイモと砂糖。
いたってシンプル。

スーパーの飲料売場のケースに
牛乳に似たパッケージで
並んでいるので
少し紛らわしい。

最近は、乳酸菌発酵をしているので
体にいいとか言われているが、
昔から夏の食欲が無い時期の栄養食だ。

出来立ては、サラッとした甘いおかゆ。
少し日にちが立つと
ヨーグルトのような風味になり、
そして、最後には
酸っぱい発酵飲料になる。

写真の「平のみき」は2012年に閉店。
そのほかにも「花田のみき」や
「かさりのみき」など
数ブランドがある。

お神酒の原型という話もある。
カロリーと糖分と乳酸菌の補給には
効果的な
島のエナジードリンク「みき」。

メーカーや日数によって
味が異なるので、
島を旅した時には、
是非ためして欲しい。

八月踊り
奄美の風景

旧暦の八月に行われる
集落のお祭り
八月踊り。

今年の収穫に感謝し、
来年も豊かな実りに恵まれることを
願うお祭りです。

以前は、集落の全戸を周って踊り、
そこで御馳走を食べ
酒を飲んで、また踊る
ということを
明け方まで行なっていたらしい。

今では、
だいぶ簡略化されている集落が
多いようです。

八月踊りは、
島に残る
貴重な農のカレンダーの
一つです。

猫は島口でマヤ
奄美の風景

グリーンヒルのアイドルだったマヤ。
島では猫のことをマヤと呼びますが、
この子は、そのままマヤと呼ばれてました。

テレビCMにも出演し、
見事な演技も見せてました。

島には猫があちこちにいます。
近づいていくと睨まれます。

車で走っていても、
堂々とゆっくり道を横切ります。

島にあっては
マヤのほうが偉いのです。

美しき打田原
奄美の風景

打田原と書いて
「うったばる」と読む。

島の北部、東シナ海側にあるビーチだ。

東シナ海側と太平洋側は
太陽光線の当たり方が違うので、
海の雰囲気も、ちょっと違う。

東シナ海側は、夏場は比較的穏やかで
冬場は強い風が吹く。

内海に広がるサンゴのおかげで
ビーチには白い砂が広がり、
美しい海岸線が続いている。

普段は、誰も人がいないので
プライベートビーチとして
海水浴もできる。
スノーケリングも楽しめる。

申し込めば、海水からの塩づくりも
近くの小屋で体験できる。

空港から約15分。
おススメのビーチの一つです。

もう帰りたくなってる
奄美の風景

奄美空港から飛び立つと
機は
エメラルドブルーの海を
眼下に進む。

土盛海岸、
あやまる岬、須野、用、
そして笠利崎が
見える。

さっきまでいた海。
抜群の透明度。
たくさんの魚やカメ。

離陸して、まだ2分なのに、
もう帰りたくなっている。

離発着時の景色は、
抜群です。

行きは右翼、
帰りは左翼の窓側が
オススメ。

9月1日より
離発着時も
デジカメの使用が可能になりました。

ぐるぐるの行進
奄美の風景

まもなく夕焼けを迎える砂浜に
ぐるぐるの一群が行進してきた。

ぐるぐるの正体は、
島の呼び名でトビンニャ。

正式な和名は、マガキガイ。
でも、日本国内だけでも、
トネリ、
ピンピンガイ、
カマボラ、
チャンバラガイ、
サムライギッチョ、トビンニャ、
テラダ、
コマガイなど
様々な呼び名がある。

島の人達は、
海の水で茹でて食べる。
これが一番おいしい食べ方らしい。
そして、殻を砂浜に捨てる。

そうして、浜に沢山の
トビンニャの殻が残る。
そこに子供たちがやって来て、
ぐるぐるの行進が始まる。

あの人のビーチ
奄美の風景

毎年、4日間休みをとって
あの人はやってくる。

あの人は、朝はビーチで水遊び。
昼からビールジョッキを片手に
海と空と雲を見つめ、
夜は満天の星空を眺める。

あの人は、いつも一人でやってくる。
「こんにちは」と声をかけると、
「こんにちは」と返すだけ。

人の噂では、
どこか大きな会社の役員らしい。

あの人は、一人になりにここに来る。
誰もいない貸切の空間に。

そんな人が、
こっそりと訪れる国直ビーチ。
大和村にある入り江に囲まれた
素敵なビーチです。
今年も
あの人は来るだろうか。

大島紬
奄美の風景

奄美大島の特産品である大島紬は
和装ファンの垂涎の着物。

その製造工程の複雑さと長さ、
自然が生み出す染色の美しさ、
仕上げるまでの細かさは
ピクセルの魔術師といった感じです。

柄の中でも
伝統柄と呼ばれるものがいくつかあり、
その一つが龍郷柄です。
龍郷柄は、
ソテツの葉とハブを図案化したもの。
奄美の自然のデザインです。

写真の物は、
山田武和さんという織り手の龍郷柄。
(13算、5マルキ)

大島紬はとても軽く、光沢があり、
絹ズレの音に緊張感のある
素敵な織物です。

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