奄美大島の特産品である大島紬は和装ファンの垂涎の着物。
その製造工程の複雑さと長さ、自然が生み出す染色の美しさ、仕上げるまでの細かさはピクセルの魔術師といった感じです。
柄の中でも伝統柄と呼ばれるものがいくつかあり、その一つが龍郷柄です。龍郷柄は、ソテツの葉とハブを図案化したもの。奄美の自然のデザインです。
写真の物は、山田武和さんという織り手の龍郷柄。(13算、5マルキ)大島紬はとても軽く、光沢があり、絹ズレの音に緊張感のある素敵な織物です。