見入ってしまう海
奄美の風景

リーフの間を
長い白い砂浜が
奥まで続く土盛海岸。

海の色のグラデーションが
とても素敵な場所です。

海の色が青だけでなく、
緑や白も交じっている
そんなことがわかるビーチ。

奄美空港から車で約10分。
飛行機からも良く見えます。

思わず見入ってしまう
土盛海岸へ
ぜひどうぞ。

贅沢な食卓
奄美の風景

島にある民宿のいくつかは、
御主人が漁師をしている。

当然、夕食には、
御主人の獲ってきた獲物が提供される。

この日は、アズキハタとイセエビ。

イセエビは、刺身で食べた後、
頭と足は、
翌朝の朝食に
味噌汁になって出てくる。

獲ってきた人がいるので、
どんな場所でどうやって獲ってきたか
話しを聞きながら食べる。

他の魚や漁場の話し、
しかけなどの話しも聞ける。

獲った人、育てた人の話を
直接聞きながら食べるのは、
とても贅沢なことだ。

野菜も魚も肉も穀物も
作り手の話しを聞きながら
ありがたくいただく。

こういうことが本当の贅沢だと
私は、思う。

=====
写真の
海人スタイル奄美の案内は、
こちら

やわらかなデザイン
奄美の風景

葉の葉脈の柔らかい線に
しばし目を奪われ、
木のたもとから
空を見上げる。

枝振りもやわらかい分岐で
枝のそこここから
芽が出てきている。

ボーと眺めているだけで
幸せな気分になる。

そんなやわらかな
デザイン。

とうとがなし
奄美の風景

青い雲に綿飴のような雲。

生命力あふれる緑色をした
植物たち。

サトウキビは砂糖になり、
バナナとパパイヤは実を実らせる。

台風の季節を乗り越えたものだけが、
収穫の時期を迎える。

島の自然は、過酷だ。
したがって、収穫したものを
島人は、ありがたく感謝をこめて
いただく。

宇宙の営みに
とうとがなし。
(「ありがとうございます」の意味)

ばんしろう
奄美の風景

僕が東京に出て、
驚いたこと。

大学の学食で飲んだ
明治ブリックパックの味が
どう考えても「ばんしろう」だった。

パッケージの絵を見ると、
そこにも「ばんしろう」の絵が
描いてあった。
パッケージには、
「グァバ」と書かれていた。

じいちゃんの家になっていて、
ツブツブがあるけど、
微妙においしい大人な果物
ばんしろう。

外は黄緑色。
中は、ピンクと白があります。

ばんしろうは、
島にあっては、
やはり、ばんしろうなのです。

溶けた水平線
奄美の風景

境目は、
私たちが便宜上描いた架空のもの。

海と海の上の空気は、
よくよく見ると、
もやもやしている。

私たちの生活している大気圏と
空の間も
もやもやしている。

空と宇宙の間も
もやもやしている。

宇宙と宇宙の外も
きっと、もやもやしている。

私たちは、
もやもやの中間点に境目を描く。
あくまで便宜的に。

奄美大島の隣島
加計呂麻島に住む作家の三谷晶子さんが
境目のない世界を
こう表現していた。
「溶けた水平線」

龍の果実=ドラゴンフルーツ
奄美の風景

赤にしますか、白にしますか?
フルーツには変わったものが多いが、
ドラゴンフルーツは、
相当に変わっている。

細いサボテンに、いきなりなっている。
実のシェイプも炎のようだ。
色の組み合わせはプラスチックっぽい。

実は赤と白があり、
黒ゴマみたいな種がツブツブしている。

あまり甘くない。(驚!)
あまり香りもない。(驚!)

でも、見栄えがするので、
フルーツポンチなどに入れると
器が華やかになる。
赤はジャムにすると
きれいな紫色の発色が素敵だ。

ドラゴンフルーツの旬は夏。
今が沢山出回る時期です。

ビーチへのアプローチ
奄美の風景

そのビーチは、
島の北部にあり
潮が引くと
リーフの際まで
歩いていくことができるのです。

春先には、ホンダワラという海藻も
とれます。

正面の岩のあたりは
リーフのせいか流れが速いので
要注意です。

潮位が高いときの
絶好のサーフスポットです。

ダイヤモンドヘッド
奄美の風景

奄美は、ハワイに似ている。
本土とは異なる独自の文化がある。
それを支える独自の言葉がある。
風習や踊りがある、
神様もいる。

植生も似ていて、
年に1度はハワイに行く私は、
ハワイに奄美を感じる。

同じようにハワイの人も
奄美にシンパシーを感じて
「古き良きハワイがここにはある。」
と言う人がいた。

今のオアフ島はビジーすぎる。
ハワイ島も騒がしくなってきた。
ということらしい。

不思議なことに、
ハワイに似た風景も
奄美のあちこちにある。

明神崎はダイヤモンドヘッドにそっくりだ。
波待ちをしながら
明神崎を眺めていると、
自分がQueensかPopsに
いる錯覚を覚える。

笠利のサトウキビ畑の間を走ると
まるでNorthだ。

国境の島ということで、
国防の拠点にもなっている。

世界中を旅した人たちが
たどりつく島、
奄美へ、ようこそ。

片道3,480円のアマミ旅
奄美の風景

2014年7月から就航したバニラ・エア。
成田から2時間で奄美大島へ。
しかも、今なら片道3,480円。

予約期間は8月23日の23:59まで。
搭乗期間は10月26日から
12月15日まで。

本土が秋から冬へと向かう中、
往復7,000円で南国奄美です。

まずは、チケット。
それから言い訳。

バニラ・エア

美味なる亀の手
奄美の風景

市場を動かすのは、神の手。
味噌汁にして美味いのは、
カメノテ。

最初に、これが出てきたときには、
亀の手をもぎって食すとは
何と恐ろしいことだと
背筋が凍りました。

良く聞くと、磯場についている
フジツボの仲間。

ツメのところを歯で割って
トカゲの皮みたいな部位の
中に隠れる身を食べます。

甲殻類独特の出汁がでて、
それはもう、おいしいのです。

あまりに身近なので、
島の人たちは、あまり最近食べません。

冷凍ものが売っているので、
それを鍋に放り込み、
味噌汁にして食べると絶品です。

アダンの実です◎
奄美の風景

夏空に映えるアダンの実。

潔いオレンジ色です

先日、白い花を咲かせていました。

パイナップルのようですが
パイナップルではありません。

ゴムゴムの実のようですが
ゴムゴムの実ではありません。
(青い実の時はそっくりです)

以前は根っこを
ロープやタワシに利用していたそうです。

熟すと、
実の根もと部分は食べられるそうです。
まだ、食べたことはありません。
ヤドカリくんたちの好物です。

*REVOLVER dino network ログイン | 新規登録