私の知人は、
東京から着くなり
打ち合わせを済ませ
虫取り網とカメラを持って
奄美のどこかへ消えて行った。
彼の趣味は
蝶の撮影。
奄美は蝶の宝庫なのだそうだ。
「その時期は、奄美にいるので、
東京に帰ってから
打ち合わせをしましょう。」
そういうと、彼は、
「いや、私が奄美に行きます。」
と、急いで予定をフィックスし、
道具をたくさん持ってやってきた。
島には
野鳥もたくさんいるし、
虫も動物もたくさんいる。
クワガタ、カブトムシ、カミキリムシ。
カナブン、ヤスデ、羽アリ。
今年大量発生のハサミムシ。
変わったところで、サソリモドキ。
島で暮らすなら
虫と暮らす覚悟が必要だ。
私たちも彼らも自然の一部であって、
同じ構成員。
お互いの存在をリスペクト。
おまけに、
どの虫も、よーくみると、
むちゃくちゃカッコイイ。