10フィートを超える
大きなウッドボードを頭に乗せ
彼はやってきた。

美しい木目を持つボードに
トラディショナルなシングルフィン。

相当な重さなので
抱えて持つことは難しい。

水に浮くのかどうかは、
重さではない。
比重である。
海水より密度が小さければ浮くし、
密度が大きければ沈む。

このウッドボードは、
海に浮かべると
見事に浮く。

乗り味は、
巨大な船のように
優雅に波の肩を
滑っていく。

奄美の風景に
ピッタリなウッドボード。
いつの日か
乗ってみたい板である。

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